珈琲をより美味しく香り高くいただくには、いくつかの条件や楽しみ方があると思います。
1 焙煎してから時間が経ち過ぎていないこと。焙煎から2日目~30日くらいが特に美味しい期間と思ってます。焙煎直後も不味くはないのですが、ガスの発生が高くぼやけた味になりやすいです。
2 同じ豆でも焙煎度合いが違えばガラッと性格が変わります。酸味の効いた浅煎りから苦みやオイル感が強い深入りや酸味・苦みのバランスの丁度いい中深煎りなど、焙煎度合いが自身の好みであること。または、いろいろな焙煎度の違う豆がミックスされたブレンドコーヒーなど選ぶこと。
3 焙煎された珈琲豆をなるべく飲む直前に、粒度の粒がそろうよう高性能なグラインダーで挽くこと。粉のまま時間が過ぎると酸化が進んでしまい匂いも飛んでしまいます。
4 お湯の注ぎやすいケトル等使用して適正なドリップ(湯温や注ぐスピードや軟水等の水使用)の条件で抽出され、且つ美味しいと感じる濃度(濃いめなら豆1gに対し抽出量15倍位、私の好みは17位)であること。浸漬式やエスプレッソの高温高圧抽出等もあり。抽出時間が過度に過ぎたものは雑味やエグ味が出始め味が落ちる。
5 COE入賞(カップオブエクセレント)など品評会で高得点を取得したものや、管理の行き届いた有名農園のものや、無農薬のオーガニックな条件で育成された豆だと尚良し。スペシャルティ珈琲とも呼ばれています。
6 お気に入りの産地や品種や精製方法の豆を選んで飲むこと。品種はアラビカ種やロブスタ種、産地はエチオピア・ケニア・ブラジル・コロンビア・インドネシアなどまだまだあります。精製方法もウォッシュド・ナチュラル・嫌気性発酵・インヒューズドとかいろいろです。
7 お気に入りのカップでにやにやしながら、食事後やおやつの時に落ち着く場所でゆとりをもって飲むこと。(ここはプラスアルファの要素?)
以上、いろいろ挙げてみましたがほんの一例です。人によってはもっと違ったこだわりがあったり、多種多様の楽しみ方があると思います。自分に合った方法を探したり、珈琲マニアが作ったレシピを再現するなどが美味しさの近道かも!
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